第18回総合展、盛大に開催
 時代先取りした最新商品・技術をアピール

   関係者でテープカット当組合の2年に一度の一大イベント「第18回管工機材・設備総合展OSAKA2017)は2017年9月7〜9日の3日間、大阪・南港のインテックス大阪4号館で開催され、前回(1万4622人)を大きく上回る1万5073人の来場者で賑わった。
    今回は、メインテーマに「体"管"実"管""管"動発信」、サブテーマに「次代をひらく流体テクノロジー」を掲げ、181の企業・団体が出展。出展ブースも322小間(前回308小間)と過去最大規模での開催となり、前回展をさらに上回る熱気に包まれたムードの中での展示会となった。
    各ブースでは、昨今のIoT革命に対応した新システムや生産現場での省エネ、リサイクル、環境負荷軽減に貢献する環境関連機器をはじめ、ゲリラ豪雨や記録的な集中豪雨、洪水などの土砂災害で貢献する設備機器が幅広く紹介され、環境改善・快適環境の実現に大きな役割を果たす管材・設備機器を来場者に熱くアピールした。
    また、同6号館5階ホールGでは、今回新たに共催団体として加わった日本能率協会との連携によるユーザー来場者にターゲットを絞った講演会も開催され、ものづくりのIoT化や配管検査に関するロボット運用などをテーマにした講演に多くの来場者が聴講した。続々と詰めかける来場者
    前回より大阪労働協会とコラボし実施している「業界研究イベント」も出展メーカーや組員企業先でのインターンシップ研修などが行われ、各訪問企業先での研修を通じ、製品知識と管材業界への理解を深めた学生らは、展示会当日も実行委員とともに会場スタッフとして参加し、小間ブースでの接客・商品PRや受付対応など実働部隊として展示会の盛り上げに一役買っていた。
    毎回好評を得ている豪華景品が多数用意された福引抽選コーナーも好評で、最終日には子ども連れの来場者が列をなして詰めかけ、終日賑わいを見せた。熱気あふれる商談風景が会場各所でみられ、若い世代や幅広い産業分野に最新情報や管材業界の魅力をアピールする展示会となった。


「総合展感謝の集い」を開催

   「第18回管工機材・設備総合展感謝の集い」を2017年10月30日、大阪市北区のリーガロイヤルホテルで開催した。 
   出展メーカー担当者ら193名が出席し、期間中に会場内で配布した来場者アンケートの集計結果や来場者の業種別内訳などの報告を行い、2年後の次回開催に向けて意見交換を行った。注目企業などを表彰  
   はじめに久門龍明理事長が出展協力に感謝の言葉を述べ「皆様のおかげで前回を大きく上回る1万5000名以上の来場者を記録することができた。来場者アンケートをみると、大半の方から満足したとの声をいただいた。魅力ある製品を数多く出品し、趣向を凝らして丁寧に説明いただいたおかげと思っている。ユーザー来場者増を目的に新たに企画した講演会と来場助成金も好評で、大学生対象の業界研究イベントも若者に管工機材業界を知ってもらう絶好の機会となり成果をあげることができた。皆様の声を活かして、次回はさらにパワーアップした展示会を開催したい」と述べた。 
   続いて岡崎信一実行委員長が「また次回も出展できるよう社内提案したいという声を頂戴し、管工機材ユーザーの来場者も大幅に増え、量質ともこれまで以上に充実した展示会になったと手ごたえを感じている。メーカーの皆様の新製品・技術をユーザーに提案する場として、より多くの皆様からご出展いただけるようご意見をいただきたい」とお礼の言葉を述べた。 
   このあと、多田修三副理事長が、会期中に来場者・出品者から回収したアンケートの集計結果と新たな試みとして実施した業界研究インターンシップの結果報告を行い、それぞれの要望や改善案を次回開催の参考にしていくことを確認した。  
   また、来場者アンケートで「興味を持った会社」の上位企業10社と同組合ホームページの「展示会専用ページ」のアクセス数上位企業8社、展示会開催中のセミナー参加者の上位企業3社に記念品が贈呈された。引き続いて慰労懇親会も行われ、参加者らは業界動向などの情報交換をし、次回開催に向け親睦を深め合った。表彰された企業は次の通り。 
   ◇来場者が「興味を持った企業」=カクダイ、ベン、アカギ、キッツ、積水化学工業、TOTO、一ノ瀬、未来工業、鶴見製作所、フジキン 
   ◇組合HPアクセス数上位企業=タカラ通商、昭和コーポレーション、オーミヤ、安藤、ダイキン工業(オーケー器材)、NTTデータセキスイシステムズ、未来工業、愛知時計電機 
   ◇セミナー参加者上位企業=シーケー金属、日立金属、ミヤワキ 


スイーツ&ビアパーティ開催

   組合は2017年7月19日、大阪市中央区のシティプラザ大阪で組合員・賛助会員企業の社員ら約370名が参加しスイーツ&ビアパーティを開催した。携帯電話を使ったアトラクションで盛り上がる
   当事業を担当する福利厚生委員長の古田克弥理事の司会で進められ、はじめに久門龍明理事長が日頃の組合事業運営に対し感謝の言葉を述べ「ちょうど梅雨も明け、夏本番を迎えた。32回目となる今回は少し趣向を変え、女性の方にも楽しんでもらえるようスイーツコーナーを充実させた。青年部のアトラクションも用意しているので楽しみにしてほしい。今年は組合の一大イベントでもある総合展を9月に開催する。前回を上回る出展申し込みをいただき、満小間となる322小間での開催となった。ユーザー向け講演会や大学生をターゲットにした業界研究イベントなど来場者増、業界認知度アップに向けた企画を予定している。暑さに負けないパワーアップした展示会にするためにも皆さんの力で盛り上げていただきたい」と協力を要請し、乾杯の発声を行った。
   宴半ばには、組合青年部の濱田武司会長ら青年部役員の進行により、大型スクリーンに映し出された電話番号に一番早く電話をかけた参加者に豪華賞品がプレゼントされる「帰ってきたドキドキてれふぉんはやがけ選手権」と題したアトラクションも催され、参加者らは携帯電話を片手に大いに盛り上がり親睦を深め合った。
   スイーツコーナーではアイスクリームに温かいソースをかけた「チェリージュビレ」やクレープにリキュールを加えフランベしたクレープシュゼットが振舞われ、長い列を作る中、総合展実行委員長の岡崎信一副理事長が展示会PRと集客協力を呼びかけ、安藤康雄理事が展示会成功を祈念し、会場一体となって大阪締めを行った。 


商品知識研修会を開催 
継手/ポンプ/バルブ/測定器を学ぶ

   組合員企業の若手社員らを対象に行っている商品知識研修会(第1回および第2回)を大阪市中央区のマイドームおおさか8階第1・2会議室で実施した。教育事業の一環として、管材業界で取り扱う商品の基礎知識や日常業務を行う上で必要となる業界用語などの知識習得を目的に、入社1、2年の若手社員・女子社員を対象に平成19年度から実施しており、今年度は計3回・6講座を開催する。
   2017年10月11日に開催した第1回研修会には64名が参加。はじめに久門龍明理事長が「9月に開催した総合展も皆様のおかげで無事終えることができた。この商品知識研修会も今年で11年目を迎えるが、毎年多くの方にご参加いただき感謝している。仕事を終えたばかりで疲れているかと思うが、集中して一つでも多く学習し明日からの営業に役立ててほしい」と挨拶した。
    研修では継手とポンプをテーマに取り上げ、日立金属西日本支社配管グループ課長代理の藤澤秀行氏が「管継手の基礎」、荏原製作所西大阪支店標準ポンプ事業部西日本営業部営業1課の岡本厚久氏が「水と暮らしのポンプ」と題して研修を行った。研修会の様子
    継手については、代表的な管接合の方法やねじ込み式管継手の種類、配管用ねじの種類と特徴、ねじ込み継手施工時に発生する漏れ事例などについて学習した。
    ポンプについては、身近なところでどのようにポンプが使用されているかDVD映像を使って紹介し、新規・更新時のポンプの選定方法などについて学習した。
    2017年11月7日に開催した第2回商品知識研修会には74名が参加。バルブと測定器をテーマに取り上げ、東洋バルヴ営業技術部営業技術グループ長の小川利幸氏が「バルブの種類とトラブル事例」、愛知時計電機大阪支店水道営業部水機器営業1課の菊地矢氏が「流量計の基礎編」と題して研修を行った。
   バルブについては、代表的なバルブの種類とバルブ選定時の注意点、ゴム劣化や異種金属接触腐食によるトラブル事例とその対策方法について学習した。
   測定器については、水道メーターの計測原理による分類と各機種の特徴、集合住宅の取替や中央監視する場合の機種選択について学習した。 


パソコン講習会を実施

   2017年10月から11月にかけて、大阪市中央区の大阪産業創造館で大阪卸商連合会と合同でパソコン講習会を実施した。出品者表彰  
   この講習会は、日常業務に活用できるエクセルを用いたデータ管理など実務レベルのスキルアップ向上を目的に、組合員企業の社員教育の一環として毎年実施されているもの。今年度は10月19日に開催されたエクセルの起動から表の作成など基本的操作の習得に特化した「エクセル初歩・入門コース」を皮切りに関数の利用やグラフ、データベーステーブル機能などを効率的に学ぶ「エクセル仕事活用コース」と「エクセル基礎コース」の3コースをそれぞれ2日間(各回3時間)、計4講座が行われた。 


青年部が勉強会開催 
松下幸之助氏の思想・理念学ぶ

   組合のPSTO青年部(会長濱田武司氏・濱田産業社長)は2017年7月26日、京都市南区の松下資料館で20名が参加し勉強会を開催した。勉強会の様子
    松下資料館は、パナソニックグループの創業者であり、PHP研究所の創設者でもある松下幸之助の生誕100年にあたる平成6年に京都府木津川市に設立され、平成13年に京都の玄関口でもある京都駅前のPHPビル内に移転したもの。松下幸之助の思想・理念に触れることができる場として毎年多くの人が訪れている。
    勉強会に先立ち濱田会長が「暑い中、多くの方に京都までお集まりいただき感謝している。今回は、仕事だけでなく、生き方のヒントにでもなればと企画した。初心に立ち返り、日々の仕事への取り組む姿勢、経営意識を高めるきっかけにしてもらいたい」と挨拶した。
    勉強会では、公益財団法人松下社会科学振興財団松下資料館の遠藤紀夫館長から松下幸之助の経営・教育・人生に対する考え方について94年の生涯を振り返るビデオや当時の映像を交えながら講話を受け、松下幸之助の別邸「真々庵」の庭園をイメージしたシアターでどんなことにもとらわれず、ありのままを受け入れる「素直な心」の大切さを学び、それぞれ気持ちを新たにした。
    勉強会終了後、近くの京都タワーホテルビアガーデンに移動して懇親会を開催。親睦を深める中、中締めでは酒井耕太氏(仲啓大阪支店長)が9月に開催される総合展の成功を祈念し威勢よく一本締めを行い、同展での青年部メンバーの活躍を誓い合った。 


青年部 
滋賀バルブ協組青年部と懇親会開催

   組合のPSTO青年部は第18回総合展の期間中の2017年9月8日、大阪市中央区の和食料亭「光林坊北浜店」で滋賀バルブ協同組合(理事長中川哲氏・昭和バルブ製作所社長)の青年部(会長小野慎一氏・廣瀬バルブ工業社長)メンバーと懇親会を開催して親睦を深め合った。今回の懇親会は、総合展に滋賀バルブ協組が初出展したのに合わせ、同青年部のメンバーからの呼びかけで実現したもの。勉強会の様子
    滋賀バルブ協組は、全国有数のバルブ製造の集積地である滋賀県彦根市の主要バルブメーカーのほか、鋳造・鍛造メーカー、表面処理・メンテナンスなど32社が加入している。同組合と滋賀県が共同で特許を持つ鉛フリー銅合金「ビワライト」の普及や試験検査事業、日本バルブ工業会の支部活動などを積極的に行っており、組合員企業の後継者や営業幹部などで構成される青年部も各種講習会や勉強会、国内・外のバルブメーカーの工場見学会などバラエティに富んだ事業を行っている。
    今回の総合展出展は、昭和62年12月に現在の協同組合組織となり、今年で30年を迎えるのを機に記念イベントとして企画されたもので、組合員企業4社(アクアシステム・清水工業・清水鐵工所・古川工業)が水道弁や産業用バルブなどを展示し"彦根バルブ"をアピールした。
    懇親会には大阪組合から12名、滋賀組合から13名が参加。はじめに滋賀バルブ協組青年部の小野会長が「ぜひとも交流したいとお声がけさせていただいたところ、総合展の期間中にもかかわらず快くこのような場をセッティングしていただき感謝している。今日はざっくばらんにいろいろ話をして若い世代が一つになって業界を盛り上げていきたい」と挨拶した。
    続いて当組合青年部の濱田武司会長が展示会出展に対し感謝の言葉を述べ「滋賀・彦根はバルブの一大産地という印象を持っている。われわれも機械工具・管工機材の街"大阪・立売堀"を中心に仕事をしているが、仕入先あっての商売と思っている。今回の懇親会をきっかけにいろいろな交流イベントを企画していければと願っている」と述べ、青年部メンバーでもある多田修三副理事長の乾杯の発声で開宴。青年部としてこれまで行ってきた取り組みや新しいアイデアなど次代を担う一員として業界への思いを熱く語り合いながら杯を酌み交わした。 


青年部がゴルフコンペ開催

   組合のPSTO青年部は2017年8月6ひ、奈良県五條市のシプレカントリークラブで親睦ゴルフコンペを開催した。 
   青年部メンバーのほかOB、次期入会希望者らゴルフ好き12名が参加し、大丘陵に悠々とレイアウトされたコースのもと熱戦を繰りひろげた。 


ボウリング大会開催

   11月9日、大阪市北区の桜橋ボウルで恒例の親睦ボウリング大会を開催した。ボウリング大会の様子  
   福利厚生事業の一環として毎年開催されているもので、今回は112名が参加した。応援に駆け付けた久門理事長の開会の挨拶でゲームスタート。60歳以上の男性には1ゲーム15ピン、女性参加者には1ゲーム20ピンのハンデが与えられ、2ゲームのトータルピンで豪華賞品めざして腕を競い合った。 
   ゲーム終了後には福利厚生委員長の古田克弥理事の司会進行で表彰式も行われ、順位が発表されるたびに大きな拍手と歓声が起こり、親睦を深めあった。 


******* 会員だより*******
 
 


イノック且ミ長に伊東正章氏
   イノック梶i賛助会員)の社長に伊東正章氏が就任しました。


丸善管工器材鰍ェマルゼン鰍ヨ
   丸善管工器材梶i組合員)は、マルゼン鰍ノ社名を改称しました。


鰹ケ栄産業社長に善智一氏
   鰹ケ栄産業(賛助会員)の社長に善智一氏が就任しました。


日立バルブ鰍ェ日立金属鰍ィよび日立金属ファインテック鰍ノ
   日立バルブ梶i関西支店が賛助会員)は、営業部門と開発部門を分割して日立金属鰍ノ承継するとともに、製造管理その他の部門は日立金属ファインテック鰍存続会社として経営統合しました。

○ 新組合員
   東洋エンビ
         会長  坪倉日出夫氏
   〒556-0021大阪市浪速区幸町2-4-7
   TEL 06-6568-2371

   潟Rーダ
         社長  幸田光氏
   〒550-0026大阪市西区安治川1-2-50
   TEL 06-6584-1660

 

○ 新賛助会員
   SFA Japan
         社長  アレル・ステファン氏
   〒103‐0015東京都中央区日本橋箱崎町20-3
   TEL 03-5623-3151


*******お知らせ*******
 
 

◇ 第3回商品研修会
   第3回商品研修会を2017年12月5日(火)にマイドームおおさか8階会議室で開催します。講師は潟xンと積水化学工業鰍ナす。

◇ 新春賀詞交歓会
   平成30年の新春賀詞交歓会は来年1月11日(木)に心斎橋のホテル日航大阪で開催します。

◇ 組合の年末年始休暇
   組合事務局の年末年始休暇は12月29日(金)〜1月4日(木)となっております。


大阪管工機材商業協同組合
〒550-0012 大阪市西区立売堀4丁目5番1号
電話 06-6531-6385  FAX 06-6536-6525