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第67回通常総会を開催
  多彩な事業計画決定、新理事長に久門龍明氏

   組合は2016年5月19日午後3時30分から大阪・弁天町のホテル大阪ベイタワーで第67回通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で第17代理事長に久門龍明氏を選任するとともに、教育・福利厚生事業の拡充や青年部活動への支援助成をはじめ来秋開催する「第18回管工機材・設備総合展」の成功に向けての実行委員会立ち上げなど今年度の事業計画を決定した。
   総会に先立ち、組合物故者と4月に発生した「平成28年熊本地震」の犠牲者に対し黙とうが捧げられた。次いで挨拶に立った恩智秀直理事長は「われわれは生命の源である水を安全・安心に届ける重要な役割を担っている。昨年12月に大阪市管工設備協同組合と災害協定を締結し、緊急要請があった時に備え予行演習などを行っていたところ、熊本で大地震があり心を痛めている。迅速に対応できるよう体制作りを進めていきたい。昨年9月に開催した管工機材・設備総合展では皆様の協力もあり過去最大規模の来場者を記録し、大きな成果を上げることができた。さらに団結し組合力を発揮し、社会的責任を果たしていくことを期待している」と述べた。
   議事では、平成27年度事業・決算報告に続いて、28年度の事業計画・予算を審議決定した。今年度は来年開催の第18回管工機材・設備総合展に向け実行委員会を立ち上げ準備を進めていくとともに、若手・女子社員を対象にした商品知識研修会の開催、情報化推進委員会や各部会の活動強化、経営者講習会・交通安全講習会の実施、ビアパーティなど福利厚生事業、青年部活動への支援助成といった多彩な事業を展開していくこととした。
   また、特別決議事項として「高速道路ETCカード事業」の開始と役員定数変更について審議され承認された。
   任期満了に伴う役員改選では、理事20名・監事2名を選任したのち、理事会を開いて久門龍明氏を新理事長に選任したほか、多田修三副理事長と岡崎信一副理事長の留任、川村耕一会計理事の留任、九喜延之副理事長の新任など執行部の新体制を決定した。固い握手を交わす新旧理事長
   総会終了後、賛助会員・特別会員や来賓を交えた懇親会が催され、「この人の情熱と溢れるパワーなら組合を引っ張って、きっと関西も盛り上げてくれる」と恩智前理事長が久門新理事長を紹介。固い握手が交わされ、久門新理事長は「70余年の歴史ある組合の理事長という大役に責任の重さを痛感している。恩智前理事長のリーダーシップには及ばないが、精一杯頑張っていきたい。少子高齢化、設備投資の減少、労働力不足など課題は山積だが、相互扶助の精神のもと協調の気持ちを大切に組合と業界の発展に尽力していきたい」と意気込みを語り、新三役と新退任理事を紹介した。
   また、組合青年部の会長に新任された濱田武司氏ほか青年部役員も壇上で紹介された。
   来賓を代表し全国管工機材商業連合会(管機連)の一瀬克彦会長(当時)が挨拶に立ち、管機連の活動状況について報告と事業運営に対し感謝の言葉を述べ引き続き協力を呼びかけた。結束を誓って大阪締め
   商工組合中央金庫大阪支店・鈴木弘執行役員大阪支店長の発声で乾杯し開宴。活発な情報交換が行われる中、真紅のブレザーに身を包んだ安藤康雄元理事長が壇上に上がり「ご存じの方も少なくなったが、このブレザーは以前、役員が展示会などのイベントで着用していたユニフォームで、私にとって思い出深いものである。もうすぐ組合も80周年の節目を迎える。今日は新たな歴史を刻む大切な一歩となる」と述べ、恒例の大阪締めを行い全員で〈新生久門丸〉の船出を祝った。 


 *  *  * 平成28年度事業計画(平成28年4月1日〜平成29年3月31日) *  *  * 
 
 


1.重点目標
   @組合員の経済的な地位の向上のための事業活動を活発に推進する。
   A組合員単独では取り組みにくい共通事項について組合活動として取り組み推進する。
   B人材の育成・レベルアップを図る。
2.事業計画
   (1)「第18回管工機材・設備総合展」の開催準備(実行委員会の立ち上げ)
   (2)若手・女性社員を対象とした商品知識勉強会の開催
   (3)各部会の積極的開催(バルブ、ポンプ、水栓、継手、化成品)
   (4)各委員会の積極的活動(情報化推進、物流問題研究)
   (5)講習会・懇談会の実施(経営講習会、 交通安全講習会、製販懇談会、官公庁政策講習会)
   (6)情報化(含むパソコン)講習会(含むe-ラーニング)の実施
   (7)福利厚生事業の実施(ビアパーティ、ボウリング大会、ゴルフコンペ)
   (8)災害協定事業の実施
   (9)人材確保に資する取り組み
   (10)高速道路ETCカード事業の創設
   (11)労務管理・営業担当者研修
   (12)組合顧問社会保険労務士による労務管理に関する「無料相談会」(隔月)の開設
   (13)青年部活動への助成支援
   (14)各種保険への加入促進(グループ保険、火災保険、新がん保険、自動車事故見舞金共済、PL保険、労災対応保険等)
   (15)組合会館(会議室、広告設備等)の維持保全、利用促進
   (16)高度情報化への積極的取組み
   (17)組合員への各種情報提供
   (18)管工機材業界ならびに関連業界への管材製品知識の普及促進と当組合PR
   (19)インターネット活用による情報提供等の促進(メルマガ、総合展PR発信)
   (20)「管材ひろば」の定期発行
   (21)組合員・賛助会員の加入促進
「連合会スローガン」
   @工・製・販の協調A適正利潤の確保B取引改善の徹底C連合会認識の高揚D環境保全の推進


組合役員(平成28年度/29年度、新任は当該職新任)
  役   職 氏   名 会  社  名
  理 事 長    久 門 龍 明(新任)  株式会社 久門製作所
  副 理 事 長    多 田 修 三  株式会社 カクダイ
  副 理 事 長    岡 崎 信 一  岡崎産業 株式会社
  副 理 事 長    九 喜 延 之(新任)  九喜ポンプ工業 株式会社
  会 計 理 事    川 村 耕 一  株式会社 カワムラ
  理 事    一 瀬 克 彦  株式会社 一ノ瀬
  理 事    安 藤 康 雄  安藤 株式会社
  理 事    恩 智 秀 直  株式会社 昭栄
  理 事    名 田 篤  ステンレス管機 株式会社
  理 事    大 西 雅 永  スリーエム工業 株式会社
  理 事    束 田 勝  ミヤコ 株式会社
  理 事    木 村 正 志  キムラポンプシステム 株式会社
  理 事    三 木 幸 男  株式会社 三木商店
  理 事    古 田 克 弥  昌栄機工 株式会社
  理 事    瀬 戸 邦 明  株式会社 セトバルブ
  理 事    福 井 珠 樹  クリエイト 株式会社
  理 事    梅 原 潤 也  古林産業機具 株式会社
  理 事    三 上 幸 男(新任)  タカラ通商 株式会社
  理 事    粟 井 寛 儀(新任)  粟井機鋼 株式会社
  理 事    吉 田 昌 広(新任)  株式会社 ナニワ
  監 事    春日井 明 徳  株式会社 春日井
  監 事    豊 浦 栄治郎  株式会社 ムサシ
  顧 問    木 澤 利 也  株式会社 昭栄
  顧 問    多 田 凖 二  株式会社 カクダイ
  顧 問    酒 井 康 夫  粟井機鋼 株式会社
  顧 問    束 田 俊 夫  ミヤコ 株式会社
  顧 問    瀬 戸 寛 治  株式会社 瀬戸商会
  顧 問    九 喜 健 三  九喜ポンプ工業 株式会社
  顧 問    久 門 歳 於  株式会社 久門製作所
  顧 問    多 田 誠 宏  多田ポンプ 株式会社

専門部会と担当部会長
   専  門  部  会 部  会  長
   鋼 管 ・ 継 手 部 会   福 井 珠 樹 
   バ  ル  ブ  部  会   梅 原 潤 也 
   化  成  品  部  会   岡 崎 信 一 
   水 栓 ・ 衛 陶 部 会   多 田 修 三 
   ポ  ン  プ  部  会   九 喜 延 之 

組合運営分担
  運 営 分 担 役   職 氏   名
  総        括    理   事   長    久 門 龍 明 
  総務・広報 委員長     副 理 事 長   多 田 修 三 
  副 委 員 長      理      事   恩 智 秀 直 
  委 員     理      事   安 藤 康 雄 
  委 員     監      事   春日井  明徳 
  福利・厚生 委員長     理     事   古 田 克 弥 
  副 委 員 長      理      事   名 田  篤 
  委 員     副 理 事 長   岡 崎 信 一 
  委 員     理      事   木 村 正 志 
  委 員     理      事   梅 原 潤 也 
  委 員     監      事   豊 浦 栄治郎 
  金融・保険 委員長     会 計 理 事   川 村 耕 一 
  副 委 員 長      理      事   一 瀬 克 彦 
  委 員     理      事   福 井 珠 樹 
  委 員     理      事   三 上 幸 男 
  委 員     理      事   粟 井 寛 儀 
  事業・教育 委員長      理     事   瀬 戸 邦 明 
  副 委 員 長      理      事   束 田  勝
  委 員     理      事   大 西 雅 永 
  委 員     副 理 事 長   九 喜 延 之 
  委 員     理      事   三 木 幸 男 
  委 員     理      事   吉 田 昌 広 

特別委員会
   委 員 会 役   職 氏   名
  情報化推進委員会        
   委 員 長      副 理 事 長   岡 崎 信 一 
  副 委 員 長      会 計 理 事   川 村 耕 一 
  委 員     理      事   束 田  勝 
  委 員     理      事   古 田 克 弥 
  委 員     理      事   瀬 戸 邦 明 
  委 員     理      事   粟 井 寛 儀 
  委 員     監      事   豊 浦 栄治郎 
  物流問題研究委員会        
   委 員 長      副 理 事 長   九 喜 延 之 
  副 委 員 長      理      事   木 村 正 志 
  委 員     理      事   三 木 幸 男 
  委 員     理      事   福 井 珠 樹 
  委 員     理      事   梅 原 潤 也 
  委 員     理      事   吉 田 昌 広 
  会館運営委員会        
   委 員 長      副 理 事 長   多 田 修 三 
  副 委 員 長      理      事   安 藤 康 雄 
  委 員     理      事   恩 智 秀 直 
  委 員     理      事   名 田  篤 
  委 員     理      事   大 西 雅 永 
  委 員     理      事   三 上 幸 男 
  委 員     監      事   春日井 明 徳 
  災害協定委員会        
   委 員 長      副 理 事 長   岡 崎 信 一 
  副 委 員 長      理  事  長   久 門 龍 明 
  委 員     副 理 事 長   多 田 修 三 
  委 員     副 理 事 長   九 喜 延 之 
  委 員     会 計 理 事   川 村 耕 一 


府内大学生採用支援事業く
「P−DASH事業」取り組み開始

   組合ではこのたび一般財団法人大阪労働協会と連携し、大阪府が地方創生加速化交付金事業の一つとして現在推し進めている大学生を活用した中小企業魅力発見・発掘事業の企業プロモーション型インターンシップ「P−DASH事業」への取り組みを開始した。
   大阪労働協会は、昨年9月にインテックス大阪で開催した「第17回管工機材・設備総合展」で、初の試みとなる出展者・組合員と学生らとのマッチングの場を提供する「就活×業界研究イベント」を企画・運営し好評を得た。
   「P−DASH事業」は、インターンシップ研修の際に企業プロモーションという課題を設定することで、大学生が受け入れ先企業の魅力を発見・発掘し、インターンシップ先の企業PR用コンテンツを作成し発表するプログラム。大学生目線の魅力ある発信コンテンツが手に入るだけでなく、制作したコンテンツは、大阪府が制作するWEBサイトや大阪労働協会が運営するOSAKAジョブフェアサイト(http://osakajobfair.com) などで発信され、受け入れ先企業も自社HPや企業説明会で活用できるなどのメリットがある。
   2016年7月4日、当組合会館で組合員・賛助会員ら13名が参加し説明会が開催され、大阪労働協会の人材開発事業担当第2統括グループ・間宮芳郎チーム長から事業概要や受け入れ企業側のメリット、発信コンテンツのレイアウトイメージなどについて説明が行われた。
   今後は、大学の夏季休暇期間に合わせ受け入れ先企業とのインターンシップ研修(3〜5日程度)を実施し、事後研修・好事例発表会を経て12月頃に成果発表会を実施する予定となっている。


9月めどにETCカード事業開始

   組合は今年度の新規事業としてETCカード事業開始するにあたり、2016年6月21・22・29日の3日間、大阪市西区の組合会館でETCコーポレートカード説明会を開催した。
   組合では、高速道路会社の「大口・多頻度割引制度」を活用し、組合員の高速道路利用料金の負担軽減と組合収支の安定を目的に、今年度の通常総会で「高速道路ETCカード事業」の開始を特別決議事項として決定し、9月からの本格運用に向け取り組んでいる。
   説明会には約40社の組合員企業の車両管理担当者らが参加、久門理事長の挨拶の後、多田副理事長が概要説明し、妻鳥光伸事務局長がETCコーポレートカードの割引対象となる有料道路や加入した場合の割引額の試算事例などのメリット、手続き方法について詳細な説明を行い、参加申し込みを呼び掛けた。
   ETCカード事業に関する問い合わせ、料金シミュレーションの依頼などは、組合事務局(?06―6531―6385、E-mail:etcjimu@pst-osaka.or.jp)まで。


経営者セミナー開く

   2016年3月9日に大阪市中央区のヴィアーレ大阪で、お好み焼き「千房」代表取締役の中井政嗣氏を講師に招き経営者セミナーを開催した。
   中井氏は、国内だけでなく海外にも出店する一大お好み焼きチェーン「千房」の創業者。独自の経営姿勢に加え、青少年の教育についても経験を踏まえた持論を説く社会教育家としても知られ、その人材育成術は多くの人から支持されている。
   セミナーには組合員・賛助会員企業の経営者や管理職、社員ら63名が出席。中井氏は「情熱と感動が生んだ年商60億円〜従業員との共生で成長する」と題して講演し、「絶対に社員をクビにしない」、「学歴・身元保証は一切問わない」といった信念を持って人材育成を図ることで経営者も従業員と一緒に共生していくと述べ、青少年教育についても自らの体験談を交えながら熱く語った。


27年度大阪卸商連表彰
組合役員2氏と永年勤続社員66名受賞

   卸商業の振興に貢献した個人・企業や永年勤続社員を表彰する大阪卸商連合会(会長井澤武尚氏)の平成27年度表彰式が2016年2月19日、大阪市中央区のシティプラザ大阪で行われた。
   団体役職員、従業員ら411名と9の事業所が表彰され、営業活動や人材育成を通じて企業発展、業績向上に貢献したとして19名が特別表彰を受けた。
   当組合からは団体役員の部で組合理事の三木幸男氏(三木商店社長)と同じく古田克弥氏(昌栄機工社長))の2名が表彰された。


「熊本地震」へ義援金50万円

   組合は、4月に発生した「平成28年熊本地震」により被災された人々への支援として義援金50万円を日本赤十字社に寄付した。
   2016年6月8日、久門龍明理事長と恩智秀直前理事長、妻鳥光伸事務局長が大阪市中央区の日本赤十字社大阪支部を訪れ、近澤昌仁事業部長兼防災減災統括部長に義援金を手渡した。
   日赤の近澤氏に久門理事長、恩智前理事長は「東北を襲った東日本大震災の傷がまだ癒えぬうちに再び大災害が発生した。平成7年に発生した阪神大震災の時に義援金とともに救援物資を組合員に募り被災地に届けさせてもらったことが思い出され、避難所生活を強いられている方のためにも一日も早い復旧を心から願っている。当組合では一昨年12月に大阪市管工設備協同組合と災害時の資材提供に関する協定を締結しており、全国の各地区団体でも同様の動きが活発化している。ライフラインを確保する上で水の大切さが再認識されているが、暮らしの安全と生命を守ることが、われわれ業界全体の使命と課し、縁の下の力持ちの存在となれるよう今後も社会貢献に尽力していきたい」などと話した。


ETCコーポレートカードのご案内

   今回、組合事業として「ETCコーポレートカード」をはじめました。「うちはETCの割引をすでに利用しているから……」という方にもぜひお勧めです。コーポレートカードは、ETC割引を適用した料金からさらに最大40%の割引があります。
   コーポレートカードの割引が大きくなる理由は、高速道路会社の大口利用者向け「大口・多頻度割引制度」を組合でまとめて利用するからです。西日本高速の場合、マイレージ割引が最大9.1%に対し、コーポレートカードの割引は最大40%、走れば走るほど割引率が高くなります。ETCマイレージカードより断然お得です。主な特徴は次の通りです。
   ○組合員の皆様への還元を最優先します(他の組合よりも有利に、便利に運営)
   ・契約単位割引の大部分を還元します。
   ・カード更新料(1枚あたり年617円)は不要です。(組合で負担します)
   ・保証金も必要ありません。
   ・原則としてお申込みいただいた車両全てにカードを発行する予定です。
   ○カードは車1台毎に1枚発行します。
   登録した車以外には利用できません。カードの表面に使用する車のナンバーが明記されています。
   ・利用車両は組合員名義の車(リース車もOK)に限ります。
   ○利用料金は各組合員様ご指定の預金口座から自動引落しします(振込手数料はかかりません)。
   ○利用額の明細書を毎月請求書とともにお届けします。
    お申し込み時に車両の所属する営業所を明記頂ければ、営業所毎の集計も記載します。
   ◇お申し込み受付中です。詳しくは事務局まで◇


青年部第11回総会
新会長に濱田武司氏

   組合青年部は2016年5月20日、第11回総会を当組合会館で開催した。任期満了に伴う役員改選が行われ、第6代会長に濱田武司氏(濱田産業社長)を選任するとともに、引き続き活発な事業運営を図っていくことを申し合わせた。
   総会には青年部メンバー21名が出席。はじめに川村太一会長(カワムラ専務)が挨拶に立ち、「会長を引き受けた時はどうなるかと思ったが、あっという間の2年だった。事業運営を通じていろいろな方との出会いもあり、貴重な人生経験を積ませてもらい感謝している。青年部も発足して10年が経過した。親組合からの期待に応えられるようさらに発展することを期待している」と、2年間の事業運営に対し感謝の言葉を述べた。
   阿部元昭幹事(ヒロセコーポレーション社長)の司会で議事が行われ、木村正和幹事(キムラポンプシステム社長)が平成27年度の事業報告、石谷宗重会計(石谷バルブ製作所社長)が同収支決算報告を行い、原案通り承認された。
   役員改選では、正副会長の事前協議により新役員候補が選出され、濱田武司会長(前出)のほか副会長に吉田昌広氏(ナニワ社長)、幹事に一瀬知史氏(一ノ瀬常務)、多田吉孝氏(多田ポンプ社長)、会計に池端宏行氏(宝産業社長)、会計監査に木村正和氏(前出)が選任された。
   また、新入会員として梅原潤也氏(古林産業機具営業部長)と山村政幸氏(山村ポンプ社長)の2名の入会が報告され拍手で迎えられた。
   現在、青年部会則で55歳としている定年制度についても話し合われ、年齢を事由に退会した会員についても今後はオブザーバーとして引き続き活動に参加してもらう方向で検討していくことを確認した。
   総会終了後には、阿波座駅近くのレストラン「エル・シエロ」に会場を移して懇親会が催され、濱田新会長が力強く決意を述べ、同氏の発声で乾杯し開宴。赤ワインを酌み交わし、さらなる結束を誓い合った。


組合青年部
「健康の集い」でボルダリング体験

   組合のPSTO青年部(会長川村太一氏・カワムラ専務)は2016年3月11日、大阪市中央区・森ノ宮駅近く「もりのみやキューズモール」内にある総合クライミングセンター「ClimbimgBum」で恒例となった「健康の集い」を開催した。
   この「健康の集い」は、日頃の運動不足を解消し管工機材業界の発展に貢献できる健全な肉体を作ることを目的に始められ、体力測定やストレッチ運動の講習などを行っている。
   5回目となる今回は、13名が参加。インストラクターから基本姿勢を教わり、ハーネスをオートビレイ機(マグネット下降機)に装着した参加者らは、つま先と指先でわずかに突起した石のようなホールドに掴まりながら高さ12・5bのクライミングウォールや急傾斜や垂直壁まであらゆる傾斜が楽しめる幅20b・高さ4・5bのボルダリングウォールを体験し心地よい汗を流した。
   終了後には、近くの四川料理店「純華楼」に会場を移し懇親会を開催。中国の国家資格最高位「特級厨師」による本場の味を堪能しながら親睦を深め合った。


勉強会を開催
「会計ノウハウ」学ぶ

   組合の青年部(会長濱田武司氏・濱田産業社長)は7月1日、大阪市西区の当組合会館で、パワーザイム社長で公認会計士・税理士の石光仁氏を講師に招き、経営マネジメントをテーマにした勉強会を開催した。
    石氏は、監査法人勤務を経て昭和63年に公認会計士事務所を開設。その後、税務対策のみでの企業の成長、発展に疑問を感じ、経営品質の向上と管理会計の導入を目的に平成16年、同社を設立し経営コンサルティング業務を行っている。
    勉強会に先立ち濱田会長は「5月の総会で会長に選任され、初めての事業となる。これまでは、管材業界で活躍してこられた業界の重鎮の方々から経営談や当時の苦労話などを聞く勉強会を開催してきたが、今回は、一瀬知史幹事(一ノ瀬常務)に尽力いただき、企業経営に必要な会計ノウハウをテーマに勉強会を開催する。一つでも多くの気付きを持ち帰り、明日からの経営に役立ててほしい」と挨拶した。
   青年部メンバーとOB会員ら20名が参加した勉強会は「経営数字の上手な使い方」と題して行われ、経営者がしなければならない事業コンセプトの策定ノウハウや損益計算書の正しい見方、経営力の指針となる活動生産性の算出方法などについて説明が行われた。
   勉強会終了後には阿波座駅近くの中華ダイニング「テンシンランラン」に移動し懇親会が催され、講師も参加し親睦を深めた。


管機連第4回定時総会開催
新会長に小泉久則氏、組織拡充に一段と注力

   全国管工機材商業連合会(管機連)は6月14日、東京都千代田区のグランドアーク半蔵門で一般社団法人化後4回目の定時社員総会を開催し、平成27年度事業・収支決算報告を行うとともに、28年度事業の計画・収支予算を決定したほか、新会長に小泉久則氏(前東京管工機材商業協同組合理事長)を選任した。
   今総会をもって退任した一瀬克彦会長は総会冒頭の挨拶で、昨年度の活動状況を報告し、行政と管機連の意見交換の内容を各地域に持ち帰って地域事情に合わせて役立ててほしいと述べた。また、全国管工事業協同組合連合会(全管連)と「災害時における応急復旧の応援協力に係わる覚書」を締結したことを改めて報告し、その意義を強調した。さらに、災害発生時も含め、資機材供給に責任を持てる業界づくりが重要課題であり、そのために会員増強と組織の拡充が不可欠であると語った。
   総会では一瀬会長を議長に議事に入り、全議案を満場一致で可決承認した。任期満了に伴う役員改選では、新会長に小泉久則氏(コーザイ社長)を選任した。副会長は橋本政昭理事(東京組合理事長)と倉地久雄理事(愛知組合理事長)が留任、理事長交代により久門龍明理事(大阪組合理事長)が新任となった。
   小泉新会長は「難しい時代に舵取りを任されたが、全力で運営に取り組んでいくので協力を賜りたい」と決意を示した。議事終了後、退任の一瀬前会長(大阪組合)、恩智秀直前副会長(同)、村林陽一前理事(青森組合)の3氏を功労者として表彰した。
   続いて各地区団体の代表者が活動状況および事業計画などを報告した。各地区とも、工事組合との連携状況(協定締結に向けた動きの進捗状況)や加入促進の取り組みなどを紹介した。
   このあと、経済産業省、国土交通省、厚生労働省による講演会を開いた。各講師は、それぞれの省の行政の現状と課題について、管工機材および建設業界の実情を踏まえて講演した。
   引き続き、懇親会・意見交換会を催した。冒頭、小泉新会長が「今回退任された一瀬前会長は一般社団法人化、全国組織化に尽力され、ようやく全国的な組織形態となってきた。人口減少が進むこれからは広域で対応しないといけない。今後も厳しい経営環境が予想されるが、皆さんと力を合わせて頑張っていきたい」と挨拶。来賓祝辞、賛助会員代表挨拶のあと、乾杯し和やかに歓談した。


一般社団法人 全国管工機材商業連合会役員(大阪組合関係分)
  役   職 氏   名 社   名
  副 会 長     久 門 龍 明  葛v門製作所
   理 事     安 藤 康 雄  安藤
  前 会 長    一 瀬 克 彦  活黹m瀬
  代 議 員    多 田 修 三  潟Jクダイ
  代 議 員    岡 崎 信 一  岡崎産業
  代 議 員    九 喜 延 之  九喜ポンプ工業
  代 議 員    川 村 耕 一  潟Jワムラ
  代 議 員    恩 智 秀 直  鰹コ栄
  代 議 員    名 田  篤  ステンレス管機
  代 議 員    大 西 雅 永  スリーエム工業
  代 議 員    束 田  勝  ミヤコ
  代 議 員    木 村 正 志  キムラポンプシステム
  代 議 員    三 木 幸 男  且O木商店
  代 議 員    古 田 克 弥  昌栄機工
  代 議 員    瀬 戸 邦 明  潟Zトバルブ
  代 議 員    福 井 珠 樹  クリエイト
  代 議 員    梅 原 潤 也  古林産業機具
  代 議 員    三 上 幸 男  タカラ通商
  代 議 員    粟 井 寛 儀  粟井機鋼
  代 議 員    吉 田 昌 広  潟iニワ
  代 議 員    春日井 明 徳  鰹t日井
  代 議 員    豊 浦 栄治郎  潟サシ

管機連と全管連「災害時応援覚書」を締結く

    全国管工機材商業連合会(管機連)と全国管工事業協同組合連合会(全管連、会長大澤規郎氏)とは5月9日、「災害時における応急復旧の応援協力に係わる覚書」を締結し、調印式をKKRホテル東京(東京都千代田区)で行った。
   今後、両連合会は共同訓練の実施を視野に協議を始めるなど連携を深めて発災時の対応力強化に努めるほか、傘下の全国各地の管工事業・管材流通各団体間で同様の覚書や協定書を締結することを推進していく。


管機会・第143回ゴルフコンペ

   組合の親睦ゴルフ会「管機会」のゴルフコンペが2016年5月24日、京都府京田辺市の田辺カントリー倶楽部で開催された。
   第143回となる今回は組合員12名、賛助会員12名の計24名が参加。プロトーナメントも行われる自然豊かな丘陵コースのもと、真夏を思わせる日差しを浴びながら熱戦が繰り広げられ、参加者らは和やかに親睦を深めながら日頃の腕を競い合った。
   プレイ終了後には懇親会を兼ねて表彰式が行われ、プレーヤーとしても参加した一瀬克彦理事が「この管機会ゴルフコンペは、昭和41年に第1回を片山津ゴルフ倶楽部で開催し今年で50年の歴史を数える。今後も多くの方にご参加いただき、製販懇親の場として長く続いてほしい」と挨拶。順位とスコアが発表されるたびに大きな拍手が起こり、優勝者には今回の通常総会の役員改選で新理事長に就任した久門龍明理事長から豪華「久門賞」も贈られ大いに盛り上がった。


******* 会員だより*******
 
 


潟hレンネジ社長に上田達也氏
   潟hレンネジ(組合員)の社長に上田達也氏が就任しました。藤井虎吉前社長は会長に就任。


キムラポンプシステム且ミ長に木村正和氏
   キムラポンプシステム梶i組合員)の社長に木村正和氏が就任しました。木村正志前社長は会長に就任。


多田ポンプ且ミ長に多田吉孝氏
   多田ポンプ梶i組合員)の社長に多田吉孝氏が就任しました。多田誠宏前社長は会長に就任。


タカラ通商且ミ長に川西雅裕氏
   タカラ通商梶i組合員)の社長に川西雅裕氏が就任しました。三上幸男前社長は会長に就任。


古林工業且ミ長に古林達也氏
   古林工業梶i賛助会員)の社長に古林達也氏が就任しました。古林潤也前社長は会長に就任。


フネンアクロス且ミ長に深堀光二氏
   フネンアクロス梶i賛助会員)の社長に深堀光二氏が就任しました。古林龍也前社長は会長に就任。


クボタシーアイ鰍ェ潟Nボタケミックスへ
   クボタシーアイ梶i賛助会員)はクボタの完全子会社化により、潟Nボタケミックスに社名を改称しました。

○ 新組合員
   且O共商事
         社長  山路 洋行氏
   大阪市中央区北浜3-2-13
   TEL 06-6202−8121

○ 新組合員
   タカラサービス
         社長  桑山 利純氏
   大阪市大正区三軒家東3-2-15
   TEL 06−6554−6868


*******お知らせ*******
 
 

◇ 商品研修会
   毎年好評をいただいております入社数年の若手・女子社員を対象にした商品知識研修会を今年度も開催いたします。第1回は9月13日(火=水栓・バルブ)、第2回は10月12日(水=ポンプ・バルブ)、第3回は11月8日(火=継手・ガスケット)を予定しております。奮ってご参加ください。

◇ 組合夏季休暇8月13〜16日
   今年の組合事務局の夏季休暇は8月13日(土)〜16日(火)となっております。


大阪管工機材商業協同組合
〒550-0012 大阪市西区立売堀4丁目5番1号
電話 06-6531-6385  FAX 06-6536-6525