盛大に新春賀詞交歓会を開催
 約490名が参集し2015年スタート

   組合の新春賀詞交歓会は2015年1月8日、大阪・心斎橋のホテル日航大阪で開催され、489名が参集して賑やかに新年の門出を祝った。年頭の挨拶を述べる恩智理事長  
   年頭挨拶で恩智理事長は昨年12月に大阪市管工設備協同組合と締結した「災害時における資材提供に関する協定」について触れ「阪神淡路大震災から20年が経とうとしているが、当組合も大規模災害時の水道復旧に関する協定を締結した。組合事業として大変意義深いものであり、人々の生活基盤に欠かせない配管資材を扱う業界団体として社会的使命の見地から災害発生時に果たすべき役割を意識した準備を進めていくので、組合員の皆様にはこの協定の趣旨にご賛同いただき資材提供にご協力いただきたい」と呼びかけた。さらに「当組合も今年創立77年の喜寿を迎える。昨年は我々の業界も消費税の影響を大きく受けた一年で、景気回復を感じることなく新年を迎えたように思える。組合では、人材の育成と確保に重点を置き、クレーム実例とその対処方法などを学ぶ実践的な商品知識研修会を開催し現場のニーズに即したさまざまな組合事業を積極的に展開していきたい」と新年の決意を示した。 
   また今年9月10・11・12日にインテックス大阪で開催される第17回管工機材・設備総合展について出展協力と来場者動員を呼びかけた。 
   続いて来賓を代表して日本バルブ工業会の田渕宏政会長(タブチ社長)が「現在、当工業会では経済産業省とともにバルブ産業ビジョンを作成し世界基準の構築に向け製品づくりに励んでいる。5年前会長に就任した時、工業会メンバーの前でバルブは人間の体にたとえると理性に相当すると話したことがある。コントロール機能が正常に作動しないと全てがうまくいかなくなる。今まで以上の高機能製品を作ることは理性を高めることにつながる。9月に開催される管材展でも工業会として全面的にバックアップしていくので情報交換等連携を密にしていきたい」と挨拶した。鈴木氏の発声で乾杯  
   商工組合中央金庫の鈴木弘執行役員大阪支店長の発声で乾杯し開宴。賑やかに賀詞の挨拶が交わされる中、第17回管工機材・設備総合展実行委員長の久門龍明副理事長が壇上に上がり「今回は“管動発信!流体テクノロジー、安全・安心の裏側にふれてみませんか・・・”をテーマに、ライフラインと産業に貢献する管工機材の役割をアピールし感動の輪を広げたいと考えている。斬新なアイデアを出し合って前回以上の展示会にするので賛助会員の皆様には是非とも新製品・新技術の発信の場として活用していただきたい」と出展の協力を呼びかけた。最後に、前理事長・安藤康雄理事の音頭による大阪締めで展示会の成功と新年の門出を祝いあった。


大阪市管工設備協同組合と
 「災害協定」締結

   組合は大阪市管工設備協同組合(理事長藤岡昭雄氏)と「災害時における資材提供に関する協定」を締結した。2014年12月17日、大阪市北区の水道会館で調印式を行い、両団体の協力関係を拡充し、地震、水害などの大規模災害が発生した時の対応を強化していくことを確認した。握手を交わす恩智理事長(右)と藤岡大阪市管工設備協組理事長  
   東日本大震災以降、ライフラインの確保、特に水道施設の応急復旧が重要な課題となっている。昨年も広島の局地的大雨、長野地震など天災による被害が深刻化し、災害発生時の初動対応の早期構築が求められている。 
   こうした中、全国管工機材商業連合会(管機連)傘下の各地区組合では管工事団体と災害時の資材提供協定を結ぶ動きが強まっており、当組合でも昨年春から大阪市管工設備協組と会合を重ね、内容について詳細な検討を行ってきた。 
   今回締結した協定は、大阪市管工設備協組が既に締結している大阪市水道局との災害協定に基づく協力要請に対応するだけでなく、国と地方公共団体、全国管工事業協同組合連合会(全管連)、日本水道協会(日水協)など他府県からの協力要請に対しても水道施設などの応急復旧に要する資材提供に協力する内容となっている。 
   調印式には、当組合から恩智理事長と岡崎信一副理事長、多田修三副理事長、大阪市管工設備協組から藤岡理事長と前田隆司副理事長、が出席し、両理事長が協定書に署名押印した。席上、恩智理事長は「ライフラインの要である“いのちの水”を守るため、われわれがこれまで培ってきたノウハウを最大限に発揮し、復旧工事を担当される大阪市管工設備協同組合さんとこれまで以上に情報交換と連携を密にしていきたい。組合内に設置した災害協定委員会のもと、組合員各社に資材提供の登録を呼びかけるなど協定の趣旨を周知し、仕組みづくりを速やかに進めていきたい」と述べ、協力体制強化に向け固い握手が交わされた。


「災害協定」
 資材提供登録のお願い

   組合では昨年12月に大阪市管工設備協同組合と締結した「災害時における資材提供に関する協定書」に対応した「資材提供登録組合員」の募集を開始しています。登録された組合員の方には、災害時、大阪市管工設備協組からの協力要請に基づきご連絡し、任意で資材提供を行っていただきます。ご提供いただく資材は水道用ポリエチレン二層管、給水用鋳鉄管、伸縮継手、止水栓等々で、水道施設の応急復旧に用いられるものです。提供は任意ですので、登録いただいても義務は発生いたしません。 
   「生活の基盤に欠かせない配管資材を取り扱う業者の組合」として災害発生時に果たすべき役割は非常に大きなものがあります。われわれがこれまで培ってきたノウハウを生かすためにも、できるところから準備を進めて参りたいと存じます。協定の主旨をご理解いただき、是非登録のお申し込みをいただきますようお願いいたします。 
   なお、組合では「災害協定委員会」(理事三役で構成、委員長・岡崎信一副理事長)を設置し、協定に関連する手続きを管理する体制をとっております。詳細は1月16日付でお送りした資料をご覧下さい。 
   登録の申し込み締め切りは2015年2月27日。お問い合わせは組合事務局(06-6531-6385、Fax06-6536-6525)までお願いします。


労務管理セミナー開催

   労務管理セミナーを2014年11月11日、当組合会館で開催し、組合員企業の人事労務管理担当者12名が参加した。 
   現在、成長戦略の推進を図るため労働政策面では雇用の流動化の促進や女性労働力の積極活用、多様な雇用形態の実現など様々な取り組みが行われている。今回のセミナーは、労働政策の方向性と具体的な施策を紹介し、それに伴う法改正事項についても確認することで各企業が労務管理面で取り組まなければならない課題を見つけ、社内の体制作りの参考にすることを目的に開催された。セミナー研修風景  
   セミナーでは、同組合顧問で特定社会保険労務士の三島佐智氏が講師となり、「労働政策の方向性と今後の企業の労務管理について」と題し、現在の労働市場での女性就業者の現状から浮かび上がる課題や多様化する雇用を推進するための雇用政策や新たな法的枠組みについて事例を交えながら説明した。また、ある企業で実施している女性が一生涯働ける環境をサポートするユニークな取り組みを紹介した。 


第3回商品研修会開く
 化成品とバルブを学ぶ

   2014年11月12日午後6時から約2時間にわたり、大阪市中央区のマイドームおおさか会議室で組合員企業の若手社員らを対象に商品知識研修会を開催した。実物を手に学習
   組合では教育事業の一環として、管材業界で取り扱う商品の基礎知識や日常業務を行ううえで必要となる業界用語などの知識習得を目的に、入社1〜5年の若手社員・女子社員を対象にした商品知識研修会を平成19年度から実施している。今年度は計3回6講座を企画し、最終回となる今回は84名が参加した。 
   はじめに事業・教育委員長の久門龍明副理事長が「仕事で疲れていると思うが、2時間集中して知識を身に付けて明日からの業務に生かしてほしい。今年度は基礎的な内容から少し踏み込んだテーマを主に取り上げたが、次年度も開催する予定なので興味を持って引き続き参加していただきたい」と挨拶。研修風景
   研修では、化成品とバルブをテーマに、旭有機材工業管材システム事業部営業総部営業推進部の佐野一誠主事が「樹脂製配管材料の紹介」、巴バルブ営業本部セールスエンジニアの堀内大輔氏が「バタフライバルブの基礎」として講義した。
   化成品では、樹脂製配管材料の主な接続の種類や接合のポイント、ソルベントクラックや過締めなどによる不具合事例とその対策について説明、バルブでは、代表的な種類とその構造のほか、バルブと配管との接続方法、バタフライバルブを納入する時の注意事項を説明した。 


交通安全講習会を開催
 交通ルールの遵守誓う

   自動車運転者交通安全講習会を2015年2月4日夕、大阪市西区の大阪トヨペットビル9階ホールで140名が参加して開催した。 
   この講習会は、組合員の交通安全意識の高揚を図ることを目的に毎年行われているもので、今回は大阪府西警察署交通課交通総務係長の松尾敦子警部補が講師となり行われた。安全運転の重要性を再認識  
   はじめに恩智秀直理事長が「安全運転は会社の業務だけでなく日常生活でも大切なことであり、今日の講習会で今一度、安全運転の意識向上に努めていただき、ご家庭や職場でも広く喚起してほしい」と挨拶。講習では「危険な心が事故を呼ぶ」と題したDVDが上映され、ドライバーの気の緩みや過信、飲酒運転による判断力の低下が交通事故につながることが紹介された。 
   また、大阪府下の交通事故発生状況や近隣区内で実際に発生した交通死亡事故事例とともに、ドライバーと歩行者相互の注意不足や思い込みが招く交通事故の恐ろしさが紹介された。さらに、近年増加している自転車利用者が加害者となる事故について、自転車の安全な乗り方などについての講習も行われ、交通ルールの遵守と思いやりのある運転の重要性の再認識を促した。 


ボウリング大会で親睦深める

   恒例の親睦ボウリング大会を2014年11月27日、大阪市北区の桜橋ボウルで開催した。 福利厚生事業の一環として毎年開催しているもので、今回は昨年を40名近く上回る117名が参加。60歳以上の男性には1ゲーム15ピン、女性参加者には1ゲーム20ピンのハンデが与えられ、2ゲームのトータルピンで豪華賞品めざして腕を競い合った。豪華商品めざして親睦を深める  
   ゲーム終了後、福利厚生委員長・岡崎信一副理事長の司会進行で表彰式が行われ、順位が発表されるたびに大きな拍手と歓声が起こり、親睦を深め合った。 


青年部新年懇親会開催
 家族ぐるみで賑やかに交流

    組合のPSTO青年部(川村太一会長)は2015年1月12日午前9時から大阪・千日前のなんばグランド花月とその近くのレストランで恒例の家族招待・新年懇親会を開催した。グランド花月前で記念撮影  
   会員メンバーとその家族ら44名が参加。劇場前広場で記念撮影をした後、今人気のウーマンラッシュアワーやオール阪神・巨人、大木こだま・ひびき、もりやすバンバンビガロらの漫才やジャグリング芸と吉本新喜劇を大いに笑い楽しんだ。 
   その後、なんば駅近くのビアレストラン「ニューミュンヘン南大使館」に場所を移し昼食会を開いた。はじめに川村会長が「今日は成人の日だが、青年部はまだ発足してから10年足らずの若い集まり。そろそろ定年が囁かれるメンバーも数名おられるが、引き続きご参加いただきたい。今年は2年に一度の管工機材・設備総合展開催の年。青年部が活躍しポイントを稼ぐ絶好の機会であり、力を合わせて大いに盛り上げよう」と述べ、展示会の成功と青年部ファミリーの健康を祈念し乾杯の発声を行った。 
   昼食会では、豪華おもちゃ争奪紙ヒコーキ飛ばし大会やビンゴゲームが催され、子どもたちの大きな歓声が上がるなか家族ぐるみで親睦を深め合った。


中小企業等協同組合法施行65周年式典
 当組合が中小企業庁長官賞受賞

   全国中小企業団体中央会と都道府県中小企業団体中央会主催の中小企業等協同組合法の施行65周年・中小企業団体の組織に関する法律の施行55周年の記念式典が2014年11月15日、東京・港区のANAインターコンチネンタルホテル東京で開催され、当組合より恩智秀直理事長が出席した。
   式典では全国の優良組合、組合功労者等が種々の表彰を受けた。当組合は中小企業等協同組合法の施行65周年の部において、管材流通分野で、栄えある中小企業庁長官賞を受賞した。 


管機会第140回記念ゴルフコンペ

   組合の親睦ゴルフ会「管機会」のゴルフコンペが2014年11月29日、神戸市北区の北六甲カントリークラブ東コースで開催された。記念大会参加者  
   第140回の記念大会となった今回は組合員20名、賛助会員18名の計38名が参加し、プロトーナメントでも使用される名門コースで開催された。心配されていた雨はスタート前には上がり、午後からは日差しも差し込む気候となり、参加者たちは和やかに親睦を深めながら日頃の腕を競い合った。 
   プレイ終了後、懇親会を兼ねて表彰式が行われ、プレーヤーとしても参加した恩智理事長が「この管機会ゴルフコンペは当組合事業の中でも歴史が古く、昭和41年10月に組合員有志38名の先輩方が集まり片山津ゴルフ倶楽部で第1回を開催したと記録されている。50年近く時を経てもこうして仲間が集い継続していることを誇りに思う。今後もご参加いただき製販懇親の場として大いに盛り上げ、会を重ねていきたい」と挨拶し、入賞者に商品を手渡した。 


******* 会員だより*******
 
 


日東バルブ且ミ長に荻田浩人氏
   日東バルブ梶i組合員)の社長に荻田浩人氏が就任しました。荻田眞一前社長は会長に就任。


兜汕苣サ作所社長に福井洋氏
   兜汕苣サ作所(組合員)の社長に福井洋氏が就任しました。福井勲前社長は監査役に就任。


兜ス田タイル社長にコ田祥恭氏
   兜ス田タイル(組合員)の社長にコ田祥恭氏が就任しました。平田雅利前社長は会長に就任。


鰹a谷製作所社長に八尾裕次氏
   鰹a谷製作所(賛助会員)の社長に八尾裕次氏が就任しました。


潟Tンコー社長に長尾政成氏
   潟Tンコー(賛助会員)の社長に長尾政成氏が就任しました。


潟Rンサスが移転
   潟Rンサス(組合員)は下記に移転しました。
   〒559−0024大阪市住之江区新北島7-1-82
   TEL 06−6681−5034   FAX 06−6681−5099

○ 新賛助会員
   伊藤鉄工椛蜊繪c業所
         支店長  的場 省吾
   大阪市福島区吉野1-20-30
   TEL 06-7711−1006

○ 新賛助会員
   潟Iーミヤ
         社長  道野 弘樹
   東大阪市水走3-5-10
   TEL 072-962-3661


*******お知らせ*******
 
 

◇ 総合展説明会と経営者セミナー
   2年に1度の当組合の一大イベント「第17回管工機材・設備総合展OSAKA2015」の出品申込要領説明会を2015年3月12日(木)に大阪市中央区のヴィアーレ大阪で開催します。当日は説明会に先立ち、経営者セミナーも開催します。 
   午後3時40分からの出品説明会では、総合展の開催概要や会場内の小間配置、出品申込の方法などについて総合展実行委員会(実行委員長・久門龍明副理事長)から具体的な説明が行われます。出品ブースは300小間を予定しております。   
   また、説明会に先立ち午後2時より経営者セミナーを開催いたします。日本テレビ「世界一受けたい授業」などに出演し「カイチュウ博士」としても知られる東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎氏を講師にお招きし、『世界の水・長寿の水〜知られざる水の「超」能力〜』をテーマにユニークな視点でお話しいただきます。 
   FAXでご案内書をお送りしております。経営者セミナーのみのご参加も大歓迎ですので、多数のご参加お待ちしております。 

◇ 第65回通常総会
   5月21日(木)に弁天町駅近くのホテル大阪ベイタワーで開催します。(詳細は追ってご連絡いたします)


大阪管工機材商業協同組合
〒550-0012 大阪市西区立売堀4丁目5番1号
電話 06-6531-6385  FAX 06-6536-6525