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第1・2回商品研修会開く
 ポンプ/管継手/バルブ/水栓を学ぶ

   2014年9月9日と10月15日に今年度第1回および第2回の商品知識研修会を開催した。研修会は大阪市中央区のマイドームおおさか会議室で午後6時から約2時間実施され、組合員企業の若手社員らが管材製品の知識を修得した。
     組合では教育事業の一環として、管材業界で取り扱う商品の基礎知識や日常業務を行ううえで必要となる業界用語などの知識修得を目的に、入社1〜4年の若手社員・女子社員を対象にした商品知識研修会を毎年実施している。ポンプの研修  
   第1回研修会には90名が参加。はじめに事業・教育委員長でもある久門龍明副理事長が「予定していた会場を変更しなければならないほど多くの方にご参加いただき、皆さんの仕事への熱意が伝わってくる。この研修会も今年度で8年目の開催となる。毎年、好評をいただいているが、今年度はより実践に即した内容で3回計6講座を予定している。少しでも知識を身につけて明日からの営業につなげてほしい」と挨拶した。 
   研修会ではポンプと管継手をテーマに取り上げ、日立産機システム第一営業部ドライブシステム第一グループ部長代理の瀬戸口信雄氏と同第二営業部風水力システムグループ主任の高山裕史氏が「モータ・ポンプの基礎からトップランナー対応について」、イノック品質管理課課長の今西亮氏が「ステンレス製管フランジと管継手の知識」と題して研修を行った。バルブの研修  
   ポンプについては、構造や原理などの基礎知識から選定時の必要事項、省エネ基準として導入されたトップランナー制度について学習した。フランジについては、ステンレスの代表的鋼種の特徴や用途、突合せ溶接式管継手、ステンレス製ねじ込み式管継手の施工時の注意点についてクレーム事例を交えながら学習した。 
   第2回商品研修会には114名が参加。冒頭、恩智秀直理事長が「われわれが扱っている管材製品は、基礎をしっかり身に付けておかないと売れない製品ばかりである。今回は、よく起こるトラブルやクレーム事例を紹介してもらえるようなので、一つでも知識として吸収して明日からの営業活動につなげ、スキルアップを図ってほしい」と挨拶。 
   研修会では、バルブと水栓をテーマに取り上げ、キッツバルブ事業統括本部営業技術部大阪エンジニアリンググループ長の遠屋拓治氏が「バルブの基礎―バルブのトラブル事例と対応」、KVK関西支社大阪営業所長の瀧本吏史氏が「水栓の区分と使用・環境要因による現象について」と題して研修を行った。 
   バルブについては、基本的なバルブの形式や特徴、キャビテーションによる弁体の破損、異常昇圧によるボールシートの破損などプラント設備で実際に起きたトラブル事例をもとに対応方法などを学んだ。水栓では、各種給水栓の主な機能と構造、吐水パイプの残水漏れやシャワーヘッドの水たれなど使用条件の変化によって発生する不具合事例などを学習した。


パソコン研修実施
 延べ10日間でスキルアップ

   2014年10月から11月にかけて大阪市中央区の大阪産業創造館で組合員企業の社員らが出席してパソコン講習会を開催した。この講習会は、昨年に続き一般社団法人大阪卸商連合会と共同で開催するもので、日常業務に活用できるエクセルを用いたデータ管理など実務レベルのスキルアップ向上を目的に、組合員企業の社員教育の一環として毎年実施されている。パソコン研修の様子  
   今年度は新たにパワーポイント活用の基礎コースを設け、5つの研修コースに分かれて10月2日のエクセル基礎コースを皮切りにそれぞれ2日間(各回3時間、10名から20名参加)、11月19日のエクセル応用コースまで計10日間の日程で行われる。 
   2日のエクセル基礎コースには11名が参加、6日のエクセル仕事活用コースには15名が参加し、エクセルを用いての表作成や計算方法などの基本操作からデータ抽出、集計、複雑なグラフ作成など一歩踏み込んだ実践的な内容を学習した。


第17回管工機材・設備総合展始動!
 総合展実行委員会を設置

   来年2015年9月10日(木)〜12日(土)の3日間、組合の一大イベントである第17回管工機材・設備総合展が大阪・南港のインテックス大阪4号館で開催されます。 
   このほど展示会成功に向けて総合展実行委員会を組織しました。前回の展示会の様子  
   今回の実行委員長には前回に引き続き久門龍明副理事長が就任し、副委員長には組合役員で青年部にも所属する若手メンバー5名が就きました。
   今回はメインテーマに「”管”動発信! 流体テクノロジー すごいぞ日本」、サブテーマに「安全安心の裏側にふれてみませんか・・・」を掲げ、前回以上に盛り上がった展示会になるよう、今後、実行委員会や正副実行委員長会議などで、アイデアを持ち寄り、開催要項を煮詰めていく予定です。


第17回管工機材・設備総合展OSAKA2015実行委員(順不同)
  役   職 氏   名 会  社  名
  委 員 長    久 門 龍 明  株式会社 久門製作所
  副 委 員 長    九 喜 延 之  九喜ポンプ工業 株式会社
  副 委 員 長    古 田 克 弥  昌栄機工 株式会社
  副 委 員 長    瀬 戸 邦 明  株式会社 セトバルブ
  副 委 員 長    豊 浦 栄治郎  株式会社 ムサシ
  副 委 員 長    川 村 太 一  株式会社 カワムラ
  委 員    恩 智 秀 直  株式会社 昭栄
  委 員    多 田 修 三  株式会社 カクダイ
  委 員    岡 崎 信 一  岡崎産業 株式会社
  委 員    川 村 耕 一  株式会社 カワムラ
  委 員    安 藤 康 雄  安藤 株式会社
  委 員    名 田  篤  ステンレス管機 株式会社
  委 員    大 西 雅 永  スリーエム工業 株式会社
  委 員    束 田 勝  ミヤコ 株式会社
  委 員    桑 山 利 純  タカラ通商 株式会社
  委 員    木 村 正 志  キムラポンプシステム 株式会社
  委 員    三 木 幸 男  株式会社 三木商店
  委 員    福 井 珠 樹  クリエイト 株式会社
  委 員    梅 原 潤 也  古林産業機具 株式会社
  委 員    春日井 明 徳  株式会社 春日井
  委 員    土 井 靖 士  株式会社 コンサス
  委 員    杉 田 欣 昭  杉中工業 株式会社
  委 員    石 谷 宗 重  株式会社 石谷バルブ製作所
  委 員    濱 田 武 司  濱田産業 株式会社
  委 員    小 田 幹 人  オダコー 株式会社
  委 員    吉 田 昌 広  株式会社 ナニワ
  委 員    永 森 博 徳  イゲタサンライズパイプ株式会社
  委 員    多 田 吉 孝  多田ポンプ 株式会社
  委 員    一 瀬 知 史  株式会社 一ノ瀬
  委 員    妻 鳥 光 伸  事務局
  委 員    手 嶋 み ち  事務局
賑やかにビアパーティ

   恒例のビアパーティは2014年7月18日、大阪市中央区のシティプラザ大阪で開催、組合員、賛助会員企業の社員ら約320名が参加し親睦を深め合った。 
   恩智秀直理事長が参集にお礼を述べるとともに、「梅雨も明け、いよいよ夏本番。気温だけでなく景気も上昇し、仕事が熱気を帯びてくることを願っている。今日は冷えたビールで喉を潤し、明日からの英気を養ってほしい」と挨拶し、前理事長の安藤康雄理事の発生で乾杯した。 ジャンケンゲームで盛り上がる
   宴半ばには、組合青年部の川村太一会長と古田幹人副会長の進行によるジャンケンゲーム大会も催され、優勝賞金を競い合って大いに盛り上がった。中締めでは、多田修三副理事長から急遽指名された安藤理事が再度登壇し、役員と青年部有志らによる安藤理事「十八番」の大阪締めで散会した。 


中小企業団体大会で恩智理事長受賞

   大阪府中小企業団体中央会主催の第56回中小企業団体大阪大会が2014年9月18日、大阪市中央区のマイドームおおさかで開催され、中小企業への支援強化を求める「大阪府中小企業再生緊急アピール」を採択した。優良組合・役員に対する表彰も行われ、知事表彰の部で当組合の恩智秀直理事長が表彰された。 


PSTO青年部―香川県へ研修旅行
 微生物研究施設見学

    組合のPSTO青年部(会長川村太一氏=カワムラ専務)は2014年9月12・13日の2日間、香川県へ恒例の秋の研修旅行を実施した。会員の親睦を深め合い、節目となる来年の10期に向けさらなる結束を誓い合った。挨拶する川村会長  
   研修旅行には会員30名のうち14名が参加し、12日午前8時に大阪市西区の当組合会館前を貸切バスで出発。車中で、今回の研修旅行の担当幹事・石谷宗重会計(石谷バルブ製作所社長)から簡単な行程説明が行われ、続いて川村会長が「青年部では毎年、親睦と勉強を兼ねて研修旅行を企画している。一昨年は大震災の被害を受け津波の爪痕が残る東北・石巻を訪れ、現地の機工会メンバーと交流を図るなど自分たちが今何をできるかを考える機会を設けた。今回は、四国・高松方面で微生物研究施設の視察を行い、ワクチン開発について知識を深めたい。私自身、文系人間でどれだけ理解できるか不安だが興味を持って楽しみたい」と挨拶した。  
   昼過ぎに研修先となる香川県観音寺市の一般財団法人阪大微生物病研究会観音寺研究所瀬戸センターに到着。同研究会は、感染症の研究機関として昭和9年に創設され、80年にわたり様々なワクチンの開発・製造に取り組んでいる。当初は大阪でコレラのワクチンを製造していたが、発疹チフスワクチンの原料となる有精卵を入手しやすい観音寺市に昭和21年、研究・製造拠点として観音寺研究所を開設。その後、新型インフルエンザなどへの迅速なワクチン供給体制の確立をめざし平成23年、瀬戸センターを開設し、ワクチン製造国内大手として次世代ワクチンの開発研究に取り組んでいる。 
   研修では、同業務室・小橋力郎室長がセンター内各施設を概要説明し、インフルエンザ研究の第一人者でもある同研究所・奥野良信所長が感染症とワクチンとの関わりについて講義した。話題となっているデング熱についての質問なども飛び交い活発な質疑応答が行われた。 微生物について講義を聴講  
   夕刻、宿泊先となる高松ワシントンホテルプラザに到着し、ホテル近くにある居酒屋「三河屋」に移動し懇親会を催した。「来年で発足10年目を迎える。さらに魅力ある青年部にしていこう」と川村会長が挨拶し、同氏の発声で乾杯。瀬戸内の海の幸や骨付鶏を肴にお酒を酌み交わし大いに盛り上がった。
   参加者一行(研究所で)翌13日は、観光組とゴルフ組に分かれ、観光組は高松市内にある特別名勝の栗林公園を訪れ、歴代の高松藩主により整備された庭園を散策し、「こんぴらさん」で親しまれている金刀比羅宮を参拝。息を切らせながらも御本宮(785段)から白峰神社を越え奥社(1368段)まで踏破。金刀比羅宮参道にある「中野うどん学校」で本場の讃岐うどんを堪能し、自然豊かな一日を満喫した。
   ゴルフ組は6名が参加し坂出カントリークラブで親睦ゴルフコンペを開催した。残暑厳しい気候のもと前夜の深酒を悔やみながら互いの足を引っ張り合う舌戦の結果、小田幹人氏(オダコー社長)が見事優勝を飾った。
   その後、観光組のバスにゴルフ組が合流。帰阪の途のバス車中で川村会長は「天候にも恵まれ、皆さんの協力のおかげで無事に研修旅行も終えようとしている。年明け早々には、恒例の家族参加の新年会を予定している。他業種との交流イベントなども計画しているので引き続き参加していただきたい」と感謝の言葉を述べた。


組合青年部 一瀬・管機連会長を招き勉強会

   組合のPSTO青年部は2014年7月4日、大阪市西区の組合会館3階会議室で一ノ瀬社長の一瀬克彦氏を講師に招き、15名が出席して勉強会を開催した。思いを語る一瀬管機連会長  
   青年部では管材業界で活躍してきた業界の重鎮から経営談や当時の苦労話などを聴く勉強会を不定期で開催してきたが、今回は「PSTO青年部活動への思い、〜発足から将来へ〜」と題し、青年部設立を強く望み、深く関わった一瀬氏から発足の経緯や青年部に寄せる思いを聴いた。 
   一瀬氏は、平成14年から20年の3期6年間、当組合の理事長を務め、その後、組合の上部組織である全国管工機材商業連合会(管機連)の会長に就任し、業界の発展に尽力している。青年部は、一瀬氏が理事長当時に若手経営者や事業継承者らの自己研鑽と業界活性化を目的に結成されたもので、東京組合との合同企画による中国・上海視察などを経て平成17年12月に発足、来年4月に10年目を迎える。 
   勉強会は文字通りスクール形式で行われ、川村会長の「起立!気をつけ!礼!着席!」の号令でスタート。一瀬氏は、青年部発足の経緯を説明する前に管材・機械工具商社が軒を並べる大阪市西区界隈の歴史に触れ「昭和31年に刊行された立売堀新町振興会10年史という本の序文には戦争で焼け野原となった立売堀の復興に立ち上がり見事日本一の問屋街を蘇らせた同業者の気概が熱く述べられている。強烈な焼夷弾も立売堀商人の魂だけは焼くことができなかった」と述べるとともに、「各社でできることはそれぞれの会社ですればいいが、100社が集まってこそできることもある。団体の事業もそうである。これからクラウドの活用はじめ情報化がさらに進んでいくが、それぞれ自社の強みを生かして力を合わせて知恵を持ち寄り、業界の発展に尽くしてほしい」と青年部に寄せる期待を述べエールを送った。 
   川村会長は「6月の管機連総会に小田副会長、豊浦前会長とともに出席させてもらったが、各地区とも青年部が活発に活動されていて刺激になった。立売堀の歴史と青年部を立ち上げられた経緯を聞き、責任の重さを感じている。今後も大阪のカラーを前面に出して活発に活動していきたい」とお礼の言葉を述べ、「起立!気をつけ!ありがとうございました!」の号令で終了した。 
   会場を移して懇親会も催され、一瀬氏に熱心に質問したり、和気あいあいに歓談した。 


******* 会員だより*******
 
 


森永エンジニアリング椛蜊繪c業所移転
   森永エンジニアリング椛蜊繪c業所(賛助会員)が下記に移転しました。
   〒550−0002大阪市西区江戸堀1-15-27 アルテビル肥後橋9階
   TEL 06−6136−5947   FAX 06−6136−5948


新賛助会員
   潟_イレオ
   〒546−0012大阪市東住吉区中野4-17-3
   社長 中山 健太氏
   TEL 06-6796-7731


*******お知らせ*******
 
 

◇ 新規2つの損保制度採用
   組合では、このたび、福利厚生制度に新しく2つの損害保険制度を採用いたしました。   AIU損害保険鰍フ「業務災害総合保険(ハイパー任意労災)」と三井生命保険グループの「総合賠償団体保険制度(商品名:ビジネスプロテクター)」です。いずれの保険も組合を通して加入していただくと個別に加入するよりも有利な保険料となっています。   別途保険会社よりご案内が届きますのでご検討をよろしくお願いいたします。

◇ 商品研修会
   第3回商品研修会を2014年11月12日(水)(講師は旭有機材工業鰍ニ巴バルブ梶jにマイドーム大阪で開催します。

◇ パソコン講習会
   恒例のパソコン講習会を一般社団法人大阪卸商連合会と共同で開催しています。今後の予定は下記の2コースです。   ◎パワーポイント基礎コース 11月4日(火)・5日(水) 定員20名   ◎エクセル応用コース 11月19日(水)・20日(木) 定員20名   時間は各午後6時〜9時。会場は大阪産業創造館5階パソコン実習室です。

◇ 卸売企業異業種ビジネスマッチング
   2014年11月19日(水)・20日(木)の2日間、大阪市中央区のOMMビル2階で大阪の卸売企業を一堂に集めた展示商談会「卸売企業異業種ビジネスマッチング」(主催・大阪市)が開催されます。当組合会員企業も出展いたしますので、ご来場のほどよろしくお願いいたします。

◇ ボウリング大会
   恒例のボウリング大会は11月27日(木)に北区桜橋の桜橋ボウルで開催します。ふるってご参加ください。

◇ 管機会ゴルフコンペ
   当組合の親睦ゴルフ会「管機会」の第140回ゴルフコンペを2014年11月29日(土)、神戸市北区の北六甲カントリークラブ東コースで開催します。多数のご参加をお待ちしております。

◇ 労務管理セミナー
   当組合顧問で特定社会保険労務士の三島佐智氏による「労務管理セミナー」を2014年11月11日(火)午後3時30分より組合会館2階会議室で開催いたします。テーマは「労働政策の方向性と今後の企業の労務管理について」です。

◇ 労務管理に関する無料相談会
   当組合顧問で特定社会保険労務士の三島佐智氏による「労務管理に関する無料相談会」を2014年12月19日(金)に組合会館で開催いたします。   「定年後の再雇用者の契約内容について」、「残業時間と賃金の問題について」、「メンタルヘルス不調者の対応策」、「就業規則の改定について」など労務管理についてお困りのことがあればお気軽にご相談ください。   時間は午後1時30分〜午後4時30分。申込は予約制となっております。詳しくは、事務局(06-6531-6385)までお問い合わせください。

◇ 新年賀詞交歓会
   平成27年の新年賀詞交歓会は1月8日(火)に心斎橋のホテル日航大阪で開催します。


大阪管工機材商業協同組合
〒550-0012 大阪市西区立売堀4丁目5番1号
電話 06-6531-6385  FAX 06-6536-6525