当組合の最大事業「第16回管工機材・設備総合展ＯＳＡＫＡ2013」は2013年９月12〜14日の3日間、大阪・南港のインテックス大阪で開催され、前回（1万3534人）を上回る延べ1万3724人の来場者で賑わった。 　
   「どどーんと発信！　流体テクノロジー」をメインテーマに掲げて行われた総合展は、これまでで最多の179（前回161）の企業・団体・学校機関などが出展。出展ブースも満小間となる301小間（前回280小間）の規模となり、これまで以上にパワーアップしたムードの中、管工機材・設備機器の最新情報を発信した。　
   各ブースでは、生産現場で省エネ、リサイクル、環境負荷軽減に貢献する環境関連機器をはじめ、昨今、頻発するゲリラ豪雨や記録的な集中豪雨、洪水などの土砂災害で貢献する設備機器が幅広く紹介され、環境改善・快適環境の実現に大きな役割を果たす管材・設備機器を来場者に熱くアピールした。　
   会場の一角では、毎回好評を得ている出展メーカーらによるセミナーや豪華景品が多数用意された福引抽選コーナーのほか、青年部によるスタンプラリーや女性・子どもを対象にした輪投げゲームなども催され、大喜びの子供たちで終日賑わいをみせた。 　
   また、前回に引き続き中小企業のものづくりを支援するＭＯＢＩＯ（ものづくりビジネスセンター大阪）と連携した24の大学・高専が出展し研究の成果をアピールし、企業との技術交流を図った。会場内特設ブースでは前回好評を得た震災復興企画「がんばっぺ！東北」と名づけた東北物産の直売コーナーが設営され、枝豆をすりつぶして作る郷土菓子の「ずんだ餅」や三陸沖で獲れた魚介類の水産加工品などが販売され、品切れ商品が出るなど人と人との交流を感じさせる展示会となった。

   「第16回管工機材・設備総合展」の反省会を2013年10月８日、大阪市中央区のヴィアーレ大阪で開催し、展示会場で配布したアンケートの集計結果報告や次回開催に向けての意見交換などを行った。　
   反省会には約160名が参集。恩智理事長は、出展協力と集客アップに対し感謝の言葉を述べたあと、「会場のインテックス大阪4号館が満小間となり、これまでにない規模での開催となった。皆さんの熱い思いをメインテーマどおり“どどーんと発信”できたのではないかと思っている。今日は皆さんから忌たんのないご意見をいただき、次回の展示会の成功に結びつけていきたい」と挨拶。続いて久門実行委員長が「関西の管材業界の一大イベントとして前回を上回る1万3724名もの方にご来場いただいた。アンケートを見ても概ね好評で、学年単位で見学に来られていた布施工科高校の学生さんらも大変興味深く大変勉強になったとの声をもらったようだ。2年後の展示会もより一層の協力をお願いしたい」とお礼の言葉を述べた。 　
   会場で来場者・出品者から収集したアンケートの集計結果を多田修三副実行委員長が発表。「バリアフリー商材を増やしてほしい」、「ねじ関係の展示をしてほしい」、「会場内に小間割図を掲示してほしい」などの意見が報告され、各種の要望意見を次回開催の参考にしていくこととした。　
   また、来場者アンケートで「興味を持った会社」の上位企業10社と同組合ホームページの「展示会専用ページ」のアクセス数上位企業8社、展示会開催中のセミナー参加者の上位企業3社に記念品が贈呈された。引き続き慰労懇親会も行われ、参加者らは業界動向などの情報交換を行った。　
   表彰企業は次の通り。　
   ◇来場者が「興味を持った企業」＝カクダイ、キッツ・東洋バルヴ、アカギ、積水化学工業、レッキス工業、ベン、前澤化成工業、マテックス、未来工業、荏原製作所　
   ◇組合ＨＰアクセス数上位企業＝フジキン、タカラ通商、旭有機材工業、ユニ金属、カクダイ、エム・エー・シー、昭栄、未来工業　
   ◇セミナー参加者上位企業＝安藤、ベン、シーケー金属　

   2013年10月9日午後6時から約2時間、大阪市中央区のマイドームおおさか8階第3会議室で組合員企業の若手社員らを対象に商品知識研修会を開催した。 　   組合では教育事業の一環として、管材業界で取り扱う商品の基礎知識や日常業務を行う上で必要となる業界用語などの知識習得を目的に、入社1、2年の若手社員や女子社員を対象にした商品知識研修会を平成19年度から実施しており、今年度第1回目の今回は76名が参加した。　   事業・教育委員長の岡崎信一副理事長が「この研修会も今年度で7年目。今年度は少し視点を変えて素材・材料的なものにテーマを取り上げ、3回計6講座を予定している。専門的な部分も多く難解かもしれないが、　少しでも知識を習得して明日からの営業につなげてほしい」と挨拶した。今回はステンレスとゴムをテーマに取り上げ、日新製鋼大阪支社商品開発部ステンレス・ＳＰ開発チームの有馬正人主任部員が「ステンレスの基本知識」、エア・ウォーター・マッハ材料開発部の磯田泰洋担当課長が「ゴム材質の基本知識」と題して研修を行った。　   ステンレスについては、ステンレス鋼の定義や代表的な鋼種の用途と特徴、ステンレス配管システムの施工事例などについて紹介が行われた。ゴムについては、多用途で活躍するゴム製品の特徴や水回りパッキンに用いられる主要材料、と発生しやすいトラブル事例などについて学習した。　

   夏恒例のビアパーティは、2013年７月19日、大阪市中央区のシティプラザ大阪で開催し、組合員、賛助会員企業の社員ら約310名の多数が参加し賑やかに交歓した。 　
   恩智理事長は挨拶で「ビアパーティも今回で28回目を数え、多くの方にご参加いただき感謝している。暑い日が続き、お仕事に汗を流していることと思うが、今日は冷えたビールでのどを潤し、大いに飲んで食べて日頃のストレスを発散して明日からの英気を養っていただきたい」と述べたあと、久門龍明副理事長の発声で乾杯した。　
   宴半ばには、組合青年部の豊浦栄治郎会長（ムサシ常務）と古田克弥副会長（昌栄機工社長）の進行によるジャンケンゲーム大会が催され、優勝賞金を競って大いに盛り上がり親睦を深め合った。また、多田修三副理事長（カクダイ副社長）が妻鳥光伸・新事務局長と新事務局員の手嶋みちさんを壇上で紹介した。和やかな交流が展開されたあと、安藤康雄前理事長（安藤社長）が大阪締めで締めくくった。　

   組合のＰＳＴＯ青年部（会長豊浦栄治郎氏・ムサシ常務）は2013年8月29日、大阪市西区の同組合会館2・3階会議室で「健康の集い」を開催した。　
   この「健康の集い」は、体力測定を行うことで実年齢と体力年齢の開きを自覚し、日頃の運動不足や食習慣の改善を図り、明日の管工機材業界の発展に貢献できる健全な肉体を作っていこうと企画されたもので、3回目となる今回は16名が参加した。 フィットネス研究所インストラクターの荒堀典子氏らの指導の下、肺活量や握力測定のほか体前屈（柔軟性）、閉眼片足立ち（平衡性）など６項目の測定テストを行った。体力測定終了後には各自の測定結果レポートを参考にした健康指導も行われ、一人でも手軽にできるストレッチ運動や筋力トレーニングなどについて説明が行われた。　
   このあと、組合会館近くの長堀通にある鍋酒屋「中洲亭」に会場を移して懇親会が行われ、懇親会から参加した豊浦会長が「管工機材・設備総合展を青年部の手で盛り上げていこう」と述べて乾杯の発声を行い開宴。賑やかに歓談し親睦を深め合い、しゃぶしゃぶ鍋で英気を養う中、小田幹人幹事（オダコー社長）が中締めを行い「11月には恒例の海外研修を予定している。多くの方に参加してもらうためにも総合展を絶対成功させよう」と呼びかけた。　

   大阪府中小企業団体中央会が主催する第55回中小企業団体大阪大会が2013年9月12日、大阪市中央区のマイドームおおさかで開催され、府内の中小企業の代表らが集まり、中小企業対策費の大幅増額や人材確保・育成に対する支援強化を求める「大阪府中小企業再生緊急アピール」を採択した。　   また、府内の中小企業団体の発展に貢献した優良組合・役員に対する表彰も行われ、知事表彰、中央会会長表彰など20の団体と個人129名が表彰を受けた。当組合からは組合経営功労者の部で副理事長の久門龍明氏と理事の大西雅永氏が受賞した。　

   全国管工機材商業連合会（管機連、会長一瀬克彦氏）は、任意団体から一般社団法人に移行、9月11日に大阪市中央区のホテル日航大阪で臨時社員総会を開催して今年度の事業計画などを決定した。
   6月の通常総会で任意団体を解散して一般社団法人に移行することを決議していたが、8月23日付で「一般社団法人全国管工機材商業連合会」として認可・設立登記されたことを受け、全国を網羅する団体をめざし体制を整備するため臨時社員総会を開催した。総会には連合会加入の各地区代表者のほか、賛助会員（メーカー）制度を導入したことに伴い、その入会候補者にも参加を呼びかけて100名余が出席し開かれた。今年度の事業計画･新役員などを決定し、事業については�@連合会組織の広域化�A賛助会員の加入促進�B官公庁との連携強化―を掲げた。
   設立時の加入団体は任意団体から引き継いだ13組合だが、今後、他地区に結成されている8つの同業者団体に連合会加入を呼びかける。　

新組合員
   �潟iカガワ大阪支店
   〒５７８−０９０１東大阪市加納4-10-9
   支店長　水尾良治氏
   ＴＥＬ　0729−60−6345

ヒロセコーポレーション�且ﾐ長に阿部元昭氏
   ヒロセコーポレーション�梶i組合員）の社長に阿部元昭氏が就任しました。阿部國臣前社長は会長に就任しました。

	大阪管工機材商業協同組合
	〒550-0012　大阪市西区立売堀４丁目５番１号 電話　06-6531-6385　　FAX 06-6536-6525