賑やかに2012年スタート
450名参集し新年賀詞交歓会

   組合の新年賀詞交歓会は2012年1月10日、大阪・心斎橋のホテル日航大阪で開催され、450余名が参集して賑やかに新年の門出を祝った。 新年の挨拶を述べる安藤理事長
   はじめに安藤理事長は「昨年の第15回管工機材・設備総合展では賛助会員の皆様からの積極的な出展、組合員の皆様のご協力もあり1万3000人以上の方にご来場いただくことができた」と感謝の言葉を述べたあと、「展示会では省エネ、耐震、環境改善を実現する最新技術が多数出展された。また大学と連携した研究成果のパネル展示や東日本大震災の復興支援として“がんばろう!東北物産展”と名付けた販売支援の場も提供させていただいた。同じ売り子の立場として東北の若者たちの熱い思いに賛同して販売支援の場を提供させてもらったが、逆にモノを売る気持ちが売る力の原点だということを学ばせてもらった気がする。ここ数年、安値合戦をどうにかしてほしいという声をよく聞くが、何の考えもない安値合戦はエネルギーの消耗戦であり、われわれの存在を否定するものである。浪速の商売人というのは、相手が想像している以上のことをしてあげるもの。モノやお金は分ければ減っていくが、感動というものは分かち合うことで大きく増えていく。賛助会員の皆様には、どんどんいい商品を研究開発していただき、われわれに売らせていただきたい。互いの知恵を持ち寄り製販協調で希望ある一年にしていきたい」と挨拶した。 ベンの横沢社長が賛助会員代表挨拶
   次いで、賛助会員を代表してベンの横沢好夫社長が「わが社は、自動弁のメーカーとして岩手にメイン工場を構えている。私自身、岩手生まれの岩手育ちで根っからの岩手県人である。3・11の大震災では、岩手県からインテックス大阪に避難させていただいた方もおり、行政だけでなく多くの方にお世話になった。また昨年の展示会では会場内に東北物産コーナーを設けていただき、人を思う気持ち、人の痛みが分かる気持ちを共有し日本に生まれてよかったと実感させていただいた。私どもの技術センターが原発から40キロ離れた福島県いわき市にある。技術者のための勉強の場としていたが、風評被害の影響もありお客様を呼べず震災以降閉鎖状態となって、そこで勤務していた女性社員2名が大阪に転勤している。小学生の子どもを持っているが住み心地を聞いたところ、すっかり大阪の子どもたちと仲良くなって福島弁が大阪弁になったとのこと。複雑な思いをあるが、仲間のすばらしさを改めて思い知った。東北人の一人として大阪の皆様に感謝申し上げる」と述べたあと「今年は辰年。子どもの頃、よく龍という字を書いて凧揚げしたものだった。希望が高く、天に届けという思いがこめられていたのだろう。平成24年はどういう年になるか不安もあるが、復興元年の幕開けの年を龍の凧揚げのごとく、希望を持って最高の年にしよう」と挨拶した。一瀬前理事長の音頭で威勢よく三本締め  
   商工中金大阪支店営業第三部長の横井聡氏の発声で乾杯したあと、賑やかに賀詞を交わした。最後に前理事長の一瀬克彦理事が中締めを行い「日本には、新年に初詣を行い心身ともにリセットするという良き伝統がある。昨年は、暗い話題ばかりで厳しい一年だったが、組合員、賛助会員が気持ちも新たに一つとなってがんばっていこう」と威勢よく三本締めの音頭をとり、新年の門出を祝った。


青年部
新会員紹介

;    新年賀詞交歓会のあと役員、青年部会員などで今後の行事予定などの連絡会が開かれ、席上、青年部に最近入会した木村正和氏(キムラポンプシステム・平成21年入会)と竹田宗弘氏(梶村産業・平成22年入会)、今年4月より正式入会する一瀬知史氏(一ノ瀬)が紹介され、青年部活動への抱負などを述べた。


組合青年部
家族交えて新年懇親会

   組合のPSTO青年部(部会長上田秀人氏)は2012年1月9日、大阪・千日前のなんばグランド花月とその近くの料理店で恒例となった家族招待の新年懇親会を開催した。。 
   部会員メンバーとその家族ら45名が参加。もりやすバンバンビガロ、海原やすよともこ、桂文珍らの漫才や落語、ジャグリング芸、吉本新喜劇を堪能した後、なんばマルイ近くの居酒屋「和食みずきなんば店」を貸し切って昼食会を催した  
   昼食会では、はじめに上田会長が「このよしもと観劇と懇親昼食会形式の新年会は青年部発足時からの行事で、今年で6回目を数える。小さかったお子さんも小学生の高学年や中学生になっておられ自分が年を取るのも頷ける。昨年2011年を表す漢字として“絆”という字が選ばれたが、今日は家族ぐるみで絆を深め合い、楽しいひと時を過ごしてください」と挨拶。続いて、親組合を代表して青年部メンバーでもある多田修三副理事長が青年部の活躍と組合の発展を祈念して乾杯の発声を行った。  
   子どもらを対象にした空クジなしのお年玉抽選会も開催され、上田会長自腹のお年玉の大盤振る舞いもあり子どもらの賑やかな歓声の中、部会員らは親睦を深め合うとともに、日ごろ疎かになっている家族サービスに努めた。


第3・4回商品研修会実施
衛生陶器/バルブ/支持金具

   組合主催の第3回目商品研修会は2011年11月16日午後6時から約2時間、大阪市中央区の大阪府商工会館7階第2講堂で開催した。 
   40名が出席。衛生陶器とバルブをテーマに取り上げ、LIXIL住設・建材カンパニー関西商品技術センターの玉江真也設備商品担当課長が「設備商品の基礎知識」、前澤給装工業大阪営業所の平泉公氏が「給水装置について」と題して講義した。  
   衛生陶器では大便器の給水方式や洗浄方式の違いと特徴、水栓金具の種類と混合水栓などの基本的な各部の名称について学習した。バルブについては、ポリエチレン管などの各種給水管の特徴と給水装置に用いられる主材料、代表的な水道用メータねじの寸法などを学んだ。 
   今年度最後の第4回目の商品研修会は12月7日午後6時から約2時間、大阪市中央区の大阪府商工会館7階第2講堂で開催した。 
   52名が出席。研修に先立ち事業・教育委員長の恩智秀直副理事長が「若手社員の皆さんの日常業務に少しでも役に立てればと企画している商品研修会も本日が今年度最後の開催となる。こうしてお顔を拝見していると毎回出席していただいている方もおり、皆さんのやる気が伝わってくる。管材製品は日々進化しているが、基本をしっかりと身に付けて明日からの業務に反映させてほしい」と挨拶。  
   研修ではバルブと支持金具をテーマに取り上げ、ヨシタケ大阪支店システムソリューショングループ流体制御エンジニアの畠田貴司氏が「バルブに関する基礎知識」、アカギ大阪営業所・道上雅也主任が「配管支持金具の基礎」と題して講義した。 
   バルブでは、基本構造や接続方法、減圧弁・安全弁の種類と作動の仕組みなど、支持金具については吊り配管、立て配管支持金具やフロアバンドの定義や施工事例、インサート金具の特徴などについて学習した。


ボウリング大会を開催
85名が参加し腕を競う

   組合の親睦ボウリング大会は2011年11月22日、大阪市北区の桜橋ボウルで開催した。今回は85名が参加。60歳以上男性には1ゲーム15ピン、女性参加者には1ゲーム20ピンのハンデが与えられ、2ゲームのトータルピンで豪華賞品めざして腕を競い合った。 
   ゲーム終了後、福利厚生委員長の多田修三副理事長の司会で表彰式が行われ、順位が発表されるたびに大きな拍手と歓声が起こり、親睦を深め合った。


親睦ゴルフ会「管機会」
20名が参加し熱戦

   組合の親睦ゴルフ会「管機会」のゴルフコンペが2011年11月12日に大阪府堺市の泉ヶ丘カントリークラブで開催された。
   第134回の今回は20名が参加。和やかに親睦を深めながら日頃の腕前を発揮し熱戦が繰り広げられた。


就業規則の勉強会開催

    組合では、2011年11月18日と12月2日の2回、法律改正や社会情勢の変化に合わせて適時見直さなければならない就業規則の作成をテーマに勉強会を開催した。  
   勉強会には16社18名が参加。職場での労務課題について意見交換を行い、各社の実状に即した就業規則を制定し、働きやすい職場環境を実現に向けて基本を学んだ。講師の三島佐智氏(組合顧問、特定社会保険労務士)からモデル規則を参考に就業規則だけでなく給与規程や育児・介護休業規程などについて規程ごとに必要記載事項や作成のポイントについて説明が行われ、労働条件を巡って争われた裁判事例などの紹介も行われた。出席者らは経営者や労働者の立場からモデル規則に修正を加えた方がよい箇所や今会社が抱えている問題点などについて意見交換を行い、日々の労務管理について知識を深めた。


大阪府商工関係者表彰
組合役員の久門、上田、大西各氏が受賞

   商工業の振興発展に貢献した個人・団体を表彰する平成23年度大阪府商工関係者表彰が2012年1月20日、大阪市中央区の大阪府立労働センター(エル・おおさか)で行われ、個人282名と24の事業所・団体が表彰された。 
   当組合からは団体役員の部で久門龍明副理事長(久門製作所社長)、上田秀人理事(ドレンネジ社長)、大西雅永理事(スリーエム工業社長)が表彰を受けた。当日、久門、大西両氏は出張などで出席できなかったが、上田氏は会場で表彰状を手渡された。


交通安全講習会を開催

   2012年2月2日に大阪市西区の大阪トヨタビルで自動車運転者交通安全講習会を開催、組合員約130名が参加した。組合員の交通安全意識の高揚を図ることを目的に毎年実施しているもので、今回は大阪府西警察署交通課長代理の大西毅警部が講師となり行われた。講習では「飲酒運転の報い〜破滅への道」のDVDが上映され、自動車運転過失致死傷罪など罰則が強化されている飲酒運転が招く交通事故の悲惨さや事故を起こした際の負傷者救護の大切さが説明された。 
   また、最近多発する自転車利用者が加害者となる交通事故について、西区近隣の道路を例に挙げて紹介された。参加者は交通ルールの遵守と気配りのある運転の大切さを再認識していた。



******* 会員だより*******

 
 


        ◇ 叶空間の社長に小松昌弘氏
             叶空間(組合員)の新社長に小松昌弘氏が就任しました。
             小松修平前社長は会長に就任しました。

        ◇ 新賛助会員
               鞄本アルシス大阪支店
                              支店長  尾上 和彦氏
                        大阪府吹田市江坂町2−6−10
                        TEL 06−6170−4141


*******お知らせ*******

 
 


◇ 経営者セミナー
   経営者セミナーを3月8日(木)午後2時より中央区のヴィアーレ大阪で開催します。
   石蔵文信氏(大阪大学大学院医学系研究科准教授)を講師に招き、テーマは「からだとココロのSOS〜男もつらいよ!男性更年期」となっております。健康をテーマにご講演いただきます。どなたでも受講可能ですので、奮ってご参加ください。(定員120名先着申込順)

◇ 第63回通常総会
   第63回通常総会は5月22日、弁天町のホテル大阪ベイタワーで開催します。


大阪管工機材商業協同組合
〒550-0012 大阪市西区立売堀4丁目5番1号
電話 06-6531-6385  FAX 06-6536-6525